美肌・美容と薬膳

薬膳には食養生としての薬膳と、治療補助的な意味の薬膳があります。この美容や美肌を目指す薬膳は、養生薬膳に属します。
中国では古くから時代が安定した時代にはこうした研究が国をあげてなされていました。

黒くてつややかな髪には・・
まずは髪の毛についてです。黒胡麻、何首烏(かしゅう)、桑椹(桑の実)を組み合わせた三黒生髪散は 髪の毛を黒くつやつやにするとされていました。黒い食べ物(わかめ、海草、のり、胡麻、ひじきなど)は、日本でも昔から黒いものは髪の毛に良いとされてきました。 髪の毛は血や精と関連が深く、五臓の肝と腎の陰血を補うと良いといわれています。

潤いのある白くてうつくしい肌には・・
次に美肌です。 肌は五臓では肺との関連が深いとされています。肺は五臓の中で一番上にあり、外気を最初にうけるところ。衛気という、抵抗力を主る気が衛兵のように邪気から身を守っている場所です。 肺と関連が深い場所は鼻、咽、そして、肌、全て体表に近く、衛気が不足している時邪気にやられ易い場所です。 例えば特に秋の季節には空気が乾燥します。肺は潤いを好みますので、この乾燥の邪気に負けると肌が乾燥しやすくなります。逆を言えば、肌の乾燥をしないようにするためには肺を潤す物を使えばよいのです。 勿論、水分補給も大切です。


体の中からヘアケア・スキンケア:黒胡麻のお汁粉

●材料●=4人分=

黒胡麻ペースト 無糖 大さじ 3・白きくらげ  3g・豆乳 400ml・くるみ 4粒・練乳 大さじ2・ 砂糖 大さじ3

●作り方●

1)白きくらげは水で戻しておく。硬い石突の部分は取り除く。
2)豆乳を火にかけ、黒胡麻ペーストを溶かしながら少しずつ加えていく。
3)練乳と砂糖で味付けをし 白きくらげとくるみを飾る。
●薬効について●
黒胡麻  甘/平
肝・腎を補う。腸を潤しお通じを通す。血を補い体の乾燥を防ぐ(髪の健康に)
白きくらげ  甘/平
肺を潤し、陰液を養う(肌の乾燥にもよい)
くるみ 甘/平
体を暖め生命力の源、腎を補う(老化防止)


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