●生活に役立つ薬膳 第2回 中医学が考えるダイエット (JUN 28.06 UPDATED)
中医学において、肥満と最も密接な臓腑は「脾」「胃」です。
そのはたらきの異常が肥満を誘発します。「脾」には、飲食物を消化・吸収し全身に栄養物質を行き渡らせる作用(運化作用)があります。気が不足するとこの運化作用が低下するので、消化の働きが悪くなってしまうと消化や代謝の働きが低下します。
気のめぐりが悪くなっても肥満につながります。気は体液を全身に行き届かせる働きがありますが、めぐりが悪くなれば気の滞りと共に、水の代謝も悪くなります。 また、暴飲暴食が続くと、脾胃に熱がこもり、その働きが亢進してしまいます。
その結果過度の食欲により、消化しきれないほど食べてしまい、体に余った食べ物が、
「痰湿(体に不要な老廃物質)」
として蓄積されます。さらに、体にたまった「痰湿」は脂肪へと変化し蓄積されます。
そしてその肥満が長期化すると、「痰湿」は「血」と結びつき、「お血」になってしまいます。
|